コーヒーの苦味の正体とは?

コーヒーの苦味の成分といえば思い浮かぶものは「カフェイン」です。

しかし実際カフェインはコーヒーの苦味成分のうちの10%ほどだと言われています。

コーヒーの苦味の正体、それは「褐色色素」によるものです。

コーヒーの豆は焙煎すると、淡い緑色から茶色へと変化します。

この茶色は、アミノ酸、クロロゲン酸、小糖類などによってつくる褐色色素によるものです。

生豆は焙煎時間が長くなるほど色が薄い茶色から濃い茶色の豆へと変化していきます。

これは、褐色色素の総量による色の変化になります。

この色素は、コーヒーの苦味を構成する要素です。

深煎りほど、褐色色素の量が増えます。

深煎りで淹れたコーヒーは強く苦味が感じられるのも、この褐色色素の量が増えたことによるものです。

コーヒーは焙煎度合いによって苦味のコントロールができます。

当店はすっきりとした浅煎りから中煎りで焙煎しています。

軽やかな口当たりでコーヒーが苦手な方にも楽しめるコーヒーです。

食前、食中、食後、どんなタイミングでもいただけると思います。

控えめな優しい苦味をぜひお楽しみください。

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