コーヒー豆は豆ではない!?
コーヒーといえば茶色いコーヒー豆を連想するかと思います。
コーヒーについて勉強する前まで、私は大きな木の実の中にたくさんの茶色いコーヒー豆が入っていると思ってました^^;
コーヒー豆は豆ではなく「コーヒーノキ」と呼ばれる植物の種子なのです。
実際には実をつけるわけではなく苗木から育ち、白い綺麗な花を咲かせます。
この花はジャスミンやオレンジのような甘い香りがします。花は開花してから3〜4日で散ります。
その影で小さい緑色した実が赤く色づき熟していきます。
これはさくらんぼに似ていることから「コーヒーチェリー」と呼ばれています。美味しそうに見えますが、種子(コーヒーの部分)が大きく、実の厚さが薄いので食用として食べる習慣はありません。
このコーヒーチェリーの身を割ってみると、中には細長い楕円のうすーい黄緑色の種子が2粒入っています。(下の画像の一番左の写真でです)
それがコーヒー豆です。
その種子を焙煎することにより、いつもみなさんが見ているような茶色のコーヒー豆となります。
因みに、種子自体は青臭い匂いがして、お世辞でも良い香りとはいえません。
焙煎することによりいい香りに変身するコーヒー豆、なんだか不思議ですね。